アドミッションポリシー
Educational Mission, Vision and Policy
大阪府柔道整復師会医療スポーツ専門学校では、『倫理観を兼ね備えた柔道整復師の育成』の教育理念のもと、一定の基礎学力を持ちかつ知的好奇心が旺盛で、本学の理念である敢作敢当の精神に富む学生を迎え入れている。入学後は幅広く社会に貢献できるよう真摯に探求し、医療、スポーツ、介護など様々な現場での活動に大いに貢献できる柔軟性と行動力を持ち合わせた人材を受け入れる。さらに、運営母体である(公社)大阪府柔道整復師会が求める人材育成事業には柔道整復分野に関連した幅広い分野で貢献できる研究者・技術者の育成を人材養成の目的とすることから、入学者の受け入れにおいては最新の医療（基礎、応用、臨床）の修得に強い意欲と能力を有し、将来、様々な分野でリーダーシップを発揮して活躍できる資質を備えた入学者の選抜を基本方針とする。
▶求める学生像
（1）生涯を通じ探究心をもって学び続けられる学生
（2）柔軟な発想をもち、論理的思考に優れた学生
（3）正確に理解し、考え方や問題解決能力を身に付けている学生
（4）社会常識や良識に基づき、社会に貢献したいと考える学生
ディプロマ・ポリシー(高度専門士授与の方針)
大阪府柔道整復師会医療スポーツ専門学校の理念である「敢作敢当・修己治人・謹厳実直」の精神に富み、自身の知識を絶えず高め、精神をも磨き続けることのできる倫理観を持った人材育成を行う。生涯にわたって学びつづけながら、国内にとどまらず世界の様々な地域で社会に貢献する矜持を持ち、自らの専門性に基づく知見を活用し、人としての尊厳と多様な価値観や生き方を尊重し、良き社会・世界の実現に貢献できる人材を輩出する。
▶高度専門士称号授与方針
本学で学ぶ学生が身につける能力や素養として、以下の６つを掲げる。
1.伝統の殻を破る新しい概念を構築する開拓能力
2.解を提案、論理的に説明する問題発見能力と問題解決能力
3.他者との相互理解を実現するためのコミュニケーション力
4.社会の事象を多面的に捉え建設的な提案を行う健全な批判的精神
5.自他を認め、公正な視点で多様性を受容する自律と寛容の精神
6.健全な倫理観と責任感、主体性と行動力のある豊かな人間性
カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)
卒業認定に求められる体系的な教育課程編成
各分野で身につける専門性とともに、ディプロマ・ポリシーに掲げた能力や素養を身につけるために必要なカリキュラムを構築する。また、すべての学生に根拠に基づく（エビデンスベース）思考力を身につけさせるための基礎教育を充実させる。教育形態については、講義・実技・実習や双方向型の学生参画型教育、フィールドワークも活用した教育を取り入れ、学生の自学自修による深い学びを促進し、学生同士や患者様との多様なふれあいの中で、学生が学びを主体的に構築するための成長につながる環境を整備する。
▶学生に提供する科目およびプログラムは、以下の３つに大別される。
1.基礎分野：科学的・理論的思考力を育て、人間性を磨き、自由で主体的な判断と行動を培う。生命倫理、人の尊厳を幅広く理解する。さらに、国際化及び情報化社会に対応できる能力を構築する。
2.専門基礎分野：人体の構造と機能及び心身の発達を系統立てて理解し、健康、疾病、外傷及び障害について、その予防と治療に関する知識を習得し、理解力、観察力、判断力を養うことで適切なトレーニング指導、機能訓練、柔道整復術を行うための適応能力を養う。
さらに、人々が生涯を通じて、健康や障害の状態に応じて社会的資源を活用できるように必要な知識と基礎的な能力を学び、保健医療福祉の推進のため、柔道整復師が果たすべき役割や職業倫理についての学びを全学生に提供する。
3.専門分野：様々な外傷に必要な予防と治療、指導管理の知識と技能を修得し、医療、スポーツ、柔道整復現場での運動療法、パーソナルトレーニングやリハビリトレーニング、インストラクター指導、機能訓練指導に必要な適切な対応を学ぶ。さらに医療人として臨床現場における実践的な対応能力、患者との適切な対応、チーム医療としての柔道整復師の役割を現場で学び、社会的要請の多様化に対する機動力、社会的責任と自覚を学ぶ実践的な機会を全学生に提供する。
強い資格と1.032時間という圧倒的な実技実習時間の中での経験で、多くの分野での就職実績を誇り、少人数制教育により学生1人1人の個性にあった進路をサポートしています。